




ニューオリンズでのクイズ形式は、フットボールタッチダウンを真似た早押しクイズ。水風船を抱えて40ヤード(36m)走り先にタッチダウンすると解答権が与えられる。誤答お手つきは-ポイント。3ポイント先取。
アメリカンフットボールのルールも良く分からないのでこの形式のクイズはちょっとピンとこないところもありましたが、それでもクラゲのごとく動く水風船を抱えて40ヤード駆け抜ける挑戦者の様子を見ていて楽しかったです。
この水風船が一番厄介な媒体で、水風船の全ての面にサンオイルを塗っているそうです。これでは、赤ちゃんを安定して柔らかく抱きかかえる能力を持つ女性に有利なクイズと思われても仕方がありません。
当時の女性挑戦者は3人が未婚で田中夫妻の奥さんだけが既婚者ですが、新婚らしく経産婦はいなかったです。
案の定、最後の男性挑戦者が負けてしまいました。ウラナリこと江成くんは、水風船をつかみ辛そうにして答えようとするものの途中で水風船を落としてしまいます。
水風船を落としたり割ったりしたら、レフリーから黄色い布を置かれるのでそこからやり直しとなります。解答権を得ても誤答して-2ポイントになり、そのまま敗退してしまいました。
良く水風船なんて媒体をアメリカンフットボールに変えて考えたモノです。ウルトラクイズの企画と構成を担当した萩原津年武さんに水風船が採用された経緯を聞いてみたいところです。
このようなクイズ形式は一度きりだったので、他の回でも何回か見たかった名物クイズです。
罰ゲームは会場に留置していた車に乗って空港まで帰国。先に敗者が車に乗った後に会場にいたアメリカ人達が次々と車に乗って敗者が鮨詰めにされます。
ぎゅうぎゅう詰めにされた車のタイヤが押しつぶされてパンク寸前でした。結局10人も車に乗ってすし詰めにされたので、運転手以外は視界がゼロの状態だったと思います。

