JR・駅前地区ねぷた愛好会・絵師 寺田 浩雲
2022.8.2 JR・駅前地区ねぷた愛好会




ねぷたが滞留していたので、特に囃子方の様子が詳しく撮影できました。太鼓を叩く方の正面を撮れたのも初めてです。囃子方・ジャガネ(手振り鉦)の様子も撮影できました。
ジャガネは一組のセットで一万円以上する楽器です。青森市のお祭りでは、もっと高額で値が張るジャガネで演奏しています。ジャガネは真鍮で作られているので、材料費が高いです。
弘前で使われているジャガネは、新潟銅器さん製作のモノがほとんどです。真鍮(しんちゅう)を丁寧に手打ちで形作る手摺鉦、工場で量産されたものとは段違いにいい音がするそうです。
画像はYouTubeにupした元動画から全てキャプチャーしています。動画と言えどもねぷたが滞留している時にキャプチャーしないと良い静止画をキャプチャー出来ません。
囃子方・太鼓は、ちょうど叩き手が交替する間際を狙ってキャプチャーしました。お囃子の一小節毎に叩き手が交替しているようです。
右写真は前ねぷたです。こちらは若手絵師の福士伊織さんが描かれています。絵師の名前は見送り絵の一角に絵師の直筆で書かれています。
下の名前しか書かないので、名前しか分かりません。本ねぷたは公式資料なので、鏡絵と見送り絵の題材と絵師名まで判別できます。
弘前ねぷたの詳細な運行情報は、弘前感光劇場のサイトでpdfからダウンロードできます。




