YMO - Wild Ambitions | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

YMO - Wild Ambitions

Wild Ambitions WILD AMBITIONS Wild Ambitionsは、YMO名義を除く、細野と坂本の唯一の共作曲。坂本教授の弾く印象的メロディーが、曲のイメージの大半を作り上げている。『非常に細野さん的世界で、歌詞の感じも、イメージも好き』というこの曲は、ゆったり流れる曲のバックで16分音符のシーケンス・フレーズが鳴り続けている。

これは『ツイン・リバーブの中にTR-808の音をぶっこんでいるんですけどね。それにディレイをかけている』。この手法で独特のサウンドとなり、『今作れって言われたら、作れないだろうな』という空気感を持っている。

オリジナルでは、オモチャのドラムがサンプリングして使われ、『猿が叩いていそうなこんなちっちゃいやつで、…(中略)…いい音だな。これ録ってみようか、って』という、あらゆる音を貪欲な姿勢で楽曲に取り入れていた。

この曲は、当時テレビ出演時にもよく演奏され、あの「夜のヒットスタジオ」では、蝶ネクタイ姿で、坂本がグランド・ピアノ、細野がウッド・ベース、高橋が生ドラムをワイヤーブラッシで叩く、というYMO究極のアコースティック演奏の演出が行なわれた。

YMOの象徴ともいえるシンセサイザー、シンセドラムを捨ててあえてアコースティック楽器を演奏するっていうステージコンセプトが秀逸。やっぱりこの頃はもう散開前提ってことが知られてたのかな。
YMOの遺産INDEX より記事を引用

Yellow Magic Orchestra - Wild Ambitions