

築城当初、橋の両端は土留板でしたが、1811年(文政11年)に石垣に直されました。
藩政時代は、戦になると敵の侵入を防ぐため壊される架け橋でした。そのため今のような立派な姿ではなく、簡素な橋でした。
下乗橋から望む天守閣は、白壁に朱塗の欄干がよく映え、季節を問わず観光客が訪れる名勝として知られます。そのため雪燈籠まつりでも歩行者が多く、靴跡の汚れが雪を踏みしめて土の跡が残ってしまいます。
この弘前公園の下乗橋が2023年2月20日から、改修工事のため通行止めとなりました。通行止めは2023年3月31日まで行われます。
工事は欄干と橋板部分の木材が老朽化したことから実施します。前回の架け替え工事は2005(平成17)年度に行っているため、約17年ぶりの工事となります。下乗橋の通行止め期間中、本丸へのアクセスは北側の鷹丘橋からのみとなります。
