


機能の代表的なものとして消える魔球がある。1971年(昭和46年)漫画『巨人の星』の人気に合わせ、ホームプレート直前にある部分が下がって穴が開くことにより「消える魔球」を再現できる機能が追加された「B型」が発売された。
しかし守備側に消える魔球を使われると、攻撃側は絶対に打てないため、取扱説明書では消える魔球は「ボール球」として扱われ、打者が見送ればボールになると定められている。
タイミングによっては穴に落ちる直前にバットの先に引っ掛かるように当たることがあり、跳ね上がって柵越えになることも多かった。稀にボールが穴とバットに挟まれた。当時のCMキャラクターは大村崑で、消える魔球を面白楽しく宣伝していた。
株式会社エポック社は、東京都台東区に本社を置く日本の玩具メーカー。1958年5月6日創業。野球盤などボードゲームのメーカーとして知られている。
テレビCM第一号タレントは、当時読売巨人軍の主力打者だった長嶋茂雄だった。ちびっこのアイドル大村崑が CMキャラクターを務めた時代もあった。