駒大苫小牧 3連覇ならず | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

高校野球 早稲田実vs駒大苫小牧 2006年 第88回選手権大会 決勝

駒大苫小牧 準優勝 駒大苫小牧 3連覇ならず 2006年夏の甲子園も駒大苫小牧は2回戦からの出場でした。2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝を勝ち進んでいきました。3回戦以降ねばって逆転劇の試合が3試合ありました。特に3回戦は6点差を引っくり返すという素晴らしい試合をしました。

多くの高校が駒大苫小牧対策を行っており、苦戦するシーンが多かった今年の甲子園。エースピッチャーの田中投手が調子が悪いとも報道されてきました。しかし、試合ごとに調子を上げていきました。

3大会連続で決勝進出した駒大苫小牧。3連覇がかかった決勝戦。今年も3連覇なるか?ということで大注目でしたが……しかし、早稲田実業と大接戦になりました。終盤にともに1点ずつをあげるとあとは堅い守りでゼロ点続き。

延長に入り、合計約3時間半に及び、延長15回まで戦ってもスコア1-1で決着つかず。規定により翌日に再試合を行うという珍事に見舞われました。

決勝戦の引き分け再試合は、37年ぶり2度目。試合後、両チームに熱い拍手が送られ、歴史に残る名試合となりました。札幌での瞬間最高視聴率は49.7%でした。

第16日目となった決勝戦再試合。試合早々から早稲田実業は得点を重ね、試合終盤には3点差になりました。3点を追いかけてあとがない9回表。粘り強い駒苫打線はツーランホームラン。1点差まで追い上げますが、反撃もそこまで。田中投手の打席で三振で終了。

73年ぶり2校目、戦後初となる3連覇(V3)の偉業はなりませんでしたが、しかし、全力を出し切り胸をはれる「準優勝」。3年連続決勝というだけでもすごいこと。

しかも、優勝に限りなく近い準優勝、互角の戦い、美しい敗戦。そんな言葉がピッタリの決勝2連戦でしたね。そして戦後、最も3連覇に近い試合だったのではないでしょうか。ちなみに札幌での瞬間最高視聴率は38.4%でした。

駒大苫小牧 3連覇ならず
駒大苫小牧 3連覇ならず