
2003年に甲子園に出場した際、駒大苫小牧に「8月9日の悲劇」がありました。8月8日の岡山県代表の倉敷工との試合、8-0で大量リードしていたが台風10号の影響で雨で無効。翌日8月9日の再試合で2-5で敗退した試合です。
その後、駒大苫小牧の野球部監督は感覚を鈍らせないようにと、冬の雪上でも野球の練習をさせたといっています。つるつるのグラウンドでノックを受けたそうです。加速し、不規則に飛ぶそうです。
その結果が、夏の甲子園大会新記録となる4割4分8厘という打率にあらわれました。堅い守りと監督の選手起用の采配が光ったことも勝因の一つです。決勝戦の北海道の視聴率は、NHKで最高視聴率46.2%でした。
2004年8月22日 夏の甲子園決勝は、両チーム通じて23得点をあげる打撃戦。決勝としては、最多得点記録を樹立した試合です。
2回までに1-5と劣勢に立たされるも、6回には同点に追いつき、7回には逆転の勝ち越し得点。8回に1点ずつ取り合ってそのまま初優勝。この逆転による快進撃は、後々まで語り継がれるほどの名試合でした。北海道勢及び東北以北での優勝は史上初という快挙です。
北海道ファンマガジンより一部抜粋
