海老蔵のねぷた絵を制作 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

制作中の市川海老蔵さんの「にらみ」を題材したねぷた絵

イトーヨーカドー弘前店の特設会場で制作の準備をする山内さん 下絵を描き、縮尺を大きくしてねぷた絵を描く 海老蔵「にらみ」の扇ねぷた イトーヨーカドー弘前店(弘前市駅前)5階で現在、ねぷた絵師・山内崇嵩(しゅうこう)さんが歌舞伎俳優の市川海老蔵さんを題材にしたねぷた絵を公開制作している。

山内さんが描くねぷた絵は、市川海老蔵さんと長男の堀越勸玄(かんげん)さんが登場する「十一代目 市川海老蔵 にらみ 令和の災いを祓(はら)い世界平和を願う(仮)」と題した鏡絵(正面のねぷた絵)。そのほか、見送り絵(裏面のねぷた絵)には長女の四代目市川ぼたんさん、袖絵はウクライナの国旗の色を模したヒマワリと青空、額絵にも市川さんらを描く。

山内さんによると、新型コロナウイルスやウクライナ侵攻などの問題が続く中で、武者絵や合戦をテーマにしたねぷた絵を描くよりは、邪気をはらう不動明王を表現した成田屋のお家芸「にらみ」を描くことで、無病息災のご利益があるのではと市川さんに打診。快諾をもらい実現したという。

描いているのは小型ねぷたで、縦横約3メートル。完成したねぷた絵は「茂森松子供会」のねぷたとして弘前ねぷたまつりで運行する。現在は鏡絵の制作中で、見送り絵、額絵と進めていく予定。山内さんは「他の仕事の進捗(しんちょく)や気分次第で予定は変更するかもしれない」と笑顔を見せる。

山内さんはイトーヨーカドー弘前店内にある「ヨークカルチャーセンター弘前」の講師を担当していることから毎年、同店でねぷた絵の公開制作をしている。「ねぷた絵が完成していく様子を見せることで、観光客だけでなく、地元の人たちにもねぷた絵の魅力を伝えることができれば」と山内さん。

公開制作は2022年7月20日まで。公開時間は13時ころ~20時ころ。その日の作業は山内さんのインスタグラムで発表する。
弘前経済新聞 より写真と記事を引用

袖絵は黄と青のウクライナの国旗色を描く
袖絵は黄と青のウクライナの国旗色を描く
弘前経済新聞 より記事と画像を引用