

これには衣装代、作曲・振り付けの依頼料、保険代、祭り参加費、練習場所の利用料、車両費用などが含まれていて、このほかにも市内各会場間の移動交通費などが必要となる。
札幌市以外のチームは札幌市までの交通費、遠距離であれば滞在中の宿泊費が別途必要で、札幌市内や都市部のチームと比較すると、郡部のチームほど諸条件面での地域間格差が大きなハンディキャップとなる。
運営側の組織委員会からの補助は、初参加チームや高校等の教育課程の一環として参加するチームへの参加費の減免を除けば存在しない。
チームは、個人負担やバザー収益、協賛団体を募っての補助、各種イベントでの踊り披露によるギャラなどにより運営・参加資金を捻出している。チーム参加費は体験参加の子供チームの場合は無料で、スポンサーがついているチームは25万円となっている。
「参加したい人がお金を払う」お祭りは稀だが、高知のよさこい祭りを始めとしていわゆるYOSAKOI型の祭はこの形式である。