
本曲は、1968年にフランス・グルノーブルで開催された第10回冬季オリンピック・グルノーブル大会で、オリンピック競技とグルノーブルの街を取り巻く風景とを詳細に記録したクロード・ルルーシュによる記録映画『白い恋人たち』の主題曲として制作された。
映画本編中では本曲が効果的に使われており、エンディングではオリンピックの13日間とグルノーブルの熱狂と静寂とを朗らかに歌ったコーラスの歌声がフィーチャーされている。このコーラス部分の作詞を手掛けたのはフランスのシンガーソングライターであったピエール・バルーであり、バルーとニコール・クロワジールがコーラスを担当している。
日本に於いては1968年に映画『白い恋人たち』が東和映画(現在の東宝東和)により輸入され日本公開された際に、キングレコードによりサウンド・トラック盤シングルレコード『白い恋人たち ~グルノーブルの13日間~』というタイトルで発売された。