シャープレトロ家電 テレビ広告 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

▷シャープテレビ(昭和28年 早川電機工業、後のシャープ)
シャープ(早川電機工業、後のシャープ)昭和28年のテレビ広告

シャープ月販紙小袋 昭和30年代は、戦後の混乱がひと段落して日本が大きく伸びていった時代です。とりわけ電化製品は、「三種の神器」といわれた(テレビ・冷蔵庫・洗濯機)を中心に様々な製品が登場し、人々の暮らしは大きく変わりました。

その頃のメーカーの姿勢は、お客さんの要望があったらとりあえず作ってみよう。電気でできるものは製品にしてみよう…だったようです。

それは時として勇み足だったり、アイデア倒れに終わったものもあります。それが後年、世界を席巻するテレビやビデオなどの礎になったと思います。

早川電機工業は、1931年(昭和6年)に電波研究室を設置、テレビ研究に着手。戦後となった1951年(昭和26年)にテレビの試作に成功しています。

2年後の1953年(昭和28年)は、国産第1号のテレビ TV3-14T の量産・販売を開始。テレビの価格は、当時としては破格の175,000円でした。

高校卒業して公務員になった時の初任給が5,400円の時代です。これらの広告は、全てテレビ生産が軌道に乗った昭和28年に制作されたものです。

▷シャープテレビ広告
シャープ(早川電機工業、後のシャープ)昭和28年のテレビ広告