
昭和初期、佐川の町で着流しの男日本一郎(植木等)が、土地の新興ヤクザ根本組の一宿一飯の恩義から前野組の組長に勝負を挑んだ。
しかし一郎は最初から勝負する気など無く、礼金だけ受け取って逃げ出すつもりでいた。
しかし殺した覚えの無い前野(田崎潤)が死に、その罪を問われた一郎は、ちょうど舞い込んだ赤紙を見て、戦争に行くぐらいならと警察へ。
それから数年後、相変わらず前野組と根本組が抗争を続ける佐川へ戻ってきた一郎は、根本組にワラジを脱ぎ、この抗争に身を投じる。
挿入歌の「今日が命日この俺の」は、主題歌でオープニング等は植木による独唱。根本組に殴り込みに行くシーンで、藤田まことも歌っている。