幻の"昭和遺産"自動調理販売機 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

レトロ自販機の聖地 / 関西ドライブスポット / ドライブインダルマ / 京都

ドライブインダルマの自販機 ドライブインだるま 天ぷらうどん ドライブインダルマの自販機 これが噂に聞く自動調理販売機です。その名も「川鉄計量器 めん類自動調理販売機CV-10型」。ボタンなどなく、お金を投入すれば調理が始まるというシンプルな構造で、イラストがなんともいい味を醸し出しています。

聞けばラーメンの自販機は、日本全国でもこの1台しか稼動していないのだとか。本当に貴重な“昭和遺産”なのです。

「自動調理の販売機って…衛生面が心配」という方もご安心を!中はホコリ一つなく、磨きこまれてピカピカ。大切に大切に使われてきたことがよくわかります。店員さんの絶えぬ努力が、45年経った今でも現役で稼動している秘訣なんですね。

自動調理の販売機が1杯250円とは、なんと良心的なのでしょう。お金を投入すると、ループ状の冷蔵ストック室にセットされたラーメンが調理スペースへと送られ、熱湯による湯切りを2回。こうして麺と具材が温まったら、タンクからスープが注ぎ込まれ完成です。その間わずか27秒。

麺はやや柔らかめですが、どれもほっとする懐かしいおいしさ♡それもそのはず。麺は隣の食堂で湯がいた生麺が使われており、チャーシューも自家製。

きつねうどんのお揚げさんも、きちんと油抜きをして甘辛く炊かれているのです。個人的には、小エビの天ぷらとネギがのった天ぷらうどんが好み。

ドライブインダルマがオープンしたのは、昭和46(1971)年のこと。自動調理販売機はその翌年から導入され、以来、多くの人に親しまれてきました。しかし、2004年に舞鶴を襲った台風23号——。由良川が氾濫し、ドライブインダルマを含む一帯は浸水被害にあってしまいました。

もちろん自動調理販売機も大ダメージ。すでに販売元はなく、部品を取り寄せることもできません……。そこで、オーナーの谷口美津子さんは、部品を特注することを決意!1カ月間かけてきれいに掃除し、家族総出でメンテナンスにあたりました。

お店の人が大切に守り、全国のファンから愛されるドライブインダルマの自動調理販売機。ぜひ一度、試してみてください。

自動調理の販売機が1杯500円でも、レトロ自動調理販売機ファンとしては買いに行きたいですね・・・ただ京都府舞鶴市まで行かなければならないので、関東から遠征するには自家用車が無い事もあって大変難しいです。

聖地ドライブインダルマ 川鉄ラーメン自販機大解剖!