

『クイズグランプリ』は、1970年3月30日から1980年12月26日までフジテレビ系列局で放送されたフジテレビ製作のクイズ番組。初回からカラー放送を行った。オープニングテーマ音楽 → 細野晴臣「北京ダック」のアレンジ番組はアメリカのクイズ番組『ジェパディ!』を下地にしている。毎日、5人から6人程度の解答者が出演してジャンル別(「スポーツ」「芸能・音楽」「文学・歴史」「社会」「科学」「スペシャル」問題(=上記5項目以外から日替わり。初期は「ノンセクション」だった))の6つの項目を選び、10点から50点のカードの中から点数の低い順番に問題を選ぶ。10点につき1000円の賞金が獲得できる。
原則として、点数が低めの問題では一般常識に近いレベルの問題が出題されやすいが、点数が高めの問題では深い知識が問われる問題が出題された。最初の問題だけは司会者が無作為(通常はスペシャル問題の10)で選び、第2問からは原則として正解した解答者が問題を選べる。
問題は全て早押し形式で、正解すればその表示得点が加算されていく。不正解ならばその点数が減点される(0点以下はマイナス表示)。チャンスカードが2枚隠されており、これはそれを引いた解答者だけに解答権がある。
解答者は得点の範囲で点数を賭けることが出来る。ただし、得点が50点以下の場合50点まで賭けられる。正解すれば賭け点が得点として加算、誤答した場合は賭け点分減点される。全てのカード問題が消化した時点でクイズは終了。最高得点者一人がチャンピオンとなり、チャンピオン大会への出場権が与えられる。
『クイズグランプリ』は未だにフジテレビ系列のchannelが無い青森県では地方局が番組を買うこともせず、一切の放送が無かったので初めてその存在を知りました。