護国山久渡寺 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

津軽弘法大師霊場 第六番札所 護國山 久渡寺

久度寺観音堂久渡寺(くどじ)は、青森県弘前市坂元に所在する真言宗智山派寺院。山号は護国山。院号は観音院。等級は15等。

津軽三十三観音霊場第1番札所で、最勝院や百沢寺(現 求聞寺)、橋雲寺、国上寺とともに津軽真言五山の一つでもある。本尊は円仁(慈覚大師)の作とされる聖観音。もとの最勝院末寺である。

護国山久渡寺「大日本寺院総覧」によると、久渡寺の前身は南津軽郡大鰐村の阿闍羅三千坊の一つである興福寺で円智法印により小沢村(現在の弘前市小沢)に移され、小沢山観音院救度寺と改称される。後に津軽藩主津軽為信により山号を護国山に改称されたとする。

正徳元年(1711年)の寺社領分限帳によれば、小沢村で開基されたとある。元和5年(1619年)、2代目藩主津軽信枚より救度寺別当の円知坊に黒印寺領宛行状(現在、弘前市立博物館所蔵)が与えられて、小沢村と湯口村(現在の弘前市湯口)の2村に寺領20石が与えられる。

寛永11年(1634年)に3代目藩主津軽信義より久渡寺宛に小沢村と湯口村2村に改めて100石給する黒印寺領宛行状が与えられ、寛永21年(1644年)に藩主信義より観音院宛で50石加増の黒印知行加増状が発給される。

弘前・久渡寺ご開帳の本尊にコロナ終息祈願