

最初期の計画では、地下区間は都心部の約6km(南北線:北11条付近 - 南8条付近、東西線:西18丁目付近 - 東5丁目付近)のみで、残りはすべて高架とする予定だった。また、東西線については千歳線の経路変更に伴う廃線区間(現:北海道道1148号札幌恵庭自転車道線)に高架を建設する案もあった。
南北線の整備計画 (昭和65年以降建設提案路線)
麻生町 - 新札幌団地[石狩市花川南]:9.0km
麻生町 - 茨戸:6.2km
真駒内 - 藤の沢:7.0km
東西線の整備計画 (昭和65年以降建設提案路線)
発寒 - 手稲:4.2km
三号線の整備計画 (昭和65年以降建設提案路線)
新川通 - 南34条西11丁目:9.0km
四号線(現:東豊線)の整備計画 (昭和65年以降建設提案路線)
元町 - 月寒:11.0km
札幌市では、これを基に3路線、約50kmを建設する構想、いわゆる「地下鉄50キロ計画」を定めた。現在までに、そのうちの48kmが建設され、他にも以下のような区間について延伸が検討、もしくは要望されているが、交通局や札幌市自体の財政状況からこれ以上の延伸は難しい情勢にある。
東豊線:清田方面へ
福住駅付近の線形の問題で、そこから先のルートが決まっていない。また、公共交通機関の利用者が低迷している中で、新たに膨大な投資を必要とする地下鉄についてはなかなか厳しい判断をせざるを得ないとの考え方が示されている。
南北線:石山・藤野方面、新琴似・屯田方面へ
南側は真駒内まで建設時に将来の延伸に備えて旧・定山渓鉄道線の跡地を一括取得していたが、一部は道路などに転用された。
札幌から石狩市へ鉄道ないしはモノレールを建設する計画があるが、その起点を麻生駅か栄町駅とする案がある。
東西線:JR森林公園駅・発寒駅へ
宮の沢延伸工事中には、後述するJRとの相互乗り入れに関連して、発寒駅への延伸も検討されたが、「乗り入れ自体は不可能ではないが、きわめて困難」とされたことから見送られている。
弊ブログ管理者は、一番上の札幌市営地下鉄 延伸構想が良いと思います。南北線の北は石狩港まで、南は藤野辺りまで延伸で良いと思います。東豊線は日本ハムが本拠地を札幌ドームから北広島に移転するので、そこまで延伸しても良いと思います。建設費の関係から美しが丘から北広島までは、南北線のように地上シェルターで路面を覆うと良いと思います。
