
軽快で派手に盛りあげられる明るい曲調に対し、歌詞の内容があまりにも無意味でナンセンス(かつ、実は虚無的)である一種のギャップもあって、クレージーキャッツの曲の中でも評価が高い。
口琴などのとぼけた効果音が連発されるコミカルなマーチ調のメロディに乗せて「ホンダラダホイホイ」という意味不明なナンセンスフレーズ(どうとでも受け取れるが、歌詞の繋がりから「どうでもいい」「大した意味もない」という否定的ニュアンスを匂わせる)を延々連ね、行動しても結局無意味だから、無気力・無関心に怠惰を決め込む、という主旨の歌詞が歌われる。
作詞者の青島自身、この自作について「柄にもなくニヒリズムが漂っている」と回想している。全部で4番まであり、1番が植木等、2番がハナ肇、3番が谷啓のそれぞれソロ、4番がクレージーキャッツ全員の合唱という構成になっている。
