水谷麻里 春休み | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

水谷麻里 春休み

水谷麻里 春休み 春休みは、1988年3月2日にリリースされたオリコン最高位80位のラストシングル。1988年3月25日に東京・こまばエミナースで行われたコンサートを最後にメジャーの芸能活動を休止する。その後は、地元向けのDJやCMの仕事を続けた。

彼女が当時ファンだったというサエキけんぞうの作詞。春らしくさわやかな、なごみ系ソングなのだが、ラストシングルという背景を知って聴くと、もの悲しさが湧いてくる。

詞の中の「今は子猫 日ざしの中遊びたいの」、「宝石箱へと想い出をつめる」といったフレーズは、芸能界に疲れた彼女の、アイドル時代のことは想い出として、これからを自由に生きていきたい、といったメッセージのように感じてしまう。

そしてこの曲、フェードアウトして終わっていくんだけど、音が消えかかるところで「♪21世紀まで愛し~て」と彼女のデビュー曲の一節が流れる。ラストシングルの最後にデビュー曲の出だしを入れるという仕掛けが、もの悲しさに拍車をかける。

引退後しばらく経ってから1990年に漫画家・江口寿史氏と結婚したというのはあまりにも有名。芸能界を完全に引退した。

春休み - 水谷麻里