新・東京ラプソディー | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

新・東京ラプソディー (歌詞付き) / 山下達郎

新・東京ラプソディー「新(ネオ)・東京ラプソディー」について、山下達郎は80年代のこの時期、戦前の日本映画の素晴らしさに目覚め、そこから生じた昭和初期の文化へのシンパシーを、違う時代を生きる自分と照らし合わせて表現してみたいと思い、この曲を書いた。

もとは『POCKET MUSIC』のストック曲。フレディ・ハバードのアルバムを聴いてフリューゲルホーンが入った曲を作ろうとしたが、途中でハーモニカも加えることにした。

「歌詞が浮かばず、夏の暑い日に都心環状線を2周して構想を考え、(目黒線の)天現寺で下り、有栖川公園で車を停めてアウトラインを書き、家に帰って膨らませた」と語っている。

また、曲のタイトルを決めた時に「東京ラプソディ」の一節を曲の最後に入れる事を思いついたが、著作権法確立前の昭和11年(1936年)の曲のため、高額なロイヤリティを要求され、一時はどうなることかと思った、とも語っている。

このアルバムを制作していた頃は、ビデオや上映会通いなどで戦前の日本映画を数多く観ていた時期であり、そこから生じた昭和初期の文化へのシンパシーと、異なる時代を生きる自分と照らし合わせてみたいとの思いから、この曲を作ったという。

Tatsuro Yamashita - 新・東京ラプソディー