
ハルマヘラ島は山がちで、全島を熱帯雨林に覆われます。この地域の中心は、ハルマヘラ島の西海岸沖に浮かぶテルナテ島とティドレ島。どちらも面積100km²あまりの小島ですが、丁子の原産地として香辛料貿易で栄え、ハルマヘラ島を含めたインドネシア東部全域に勢力を広げました。16世紀初めにポルトガル人がやってきて以来、モルッカ諸島は西洋諸国による支配権争いの舞台となり、最終的にオランダ領東インドに組み込まれました。インドネシア独立後はマルク州に含まれていましたが、1999年に成立した北マルク州の一部になります。
北マルク州の治安状況は概ね落ち着いており、同州への外国人の立入規制はありません。過去には

ハルマヘラ島のうち、Mabaと言う街が一番皆既日食継続時間が長いです。しかし、船舶しか交通手段が無い状態です。テルナテ空港のような比較的大きな空港もありません。ハルマヘラ島自体は空港が3箇所あるのですが、いずれも皆既帯から遠く皆既帯の外側に位置します。念のため、MabaのDATAも以下に書き記します。右上の画像は、美しいMabaの海岸線と景色…この画像の南部が下の写真とつながります。
Maba Town (マバの海岸)
0° 45´ 46.2" N △T=68.2s
127° 22´ 26.8" E
Magnitude at maximum : 1.00912%
Moon/Sun size ratio : 1.0454
total solar eclipse : 2m 44.3s
Event Date Time (WIT) Alt Partial
(C1) : 2016/03/09 08:36:02.1 +29.8° 0.00%
(C2) : 2016/03/09 09:52:58.5 +48.6° 100.00%
(MAX) : 2016/03/09 09:54:38.1 +49.1° 100.91%
(C3) : 2016/03/09 09:56:18.4 +49.5° 100.00%
(C4) : 2016/03/09 11:23:05.4 +70.8° 0.00%


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