はやぶさ2 打ち上げ成功 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

はやぶさ2 打ち上げ成功 Hayabusa2 H-IIA Liftoff

はやぶさ2を載せ上昇するH2Aロケット2014年12月3日13時22分04秒に種子島宇宙センター大型ロケット発射場からH-IIAロケットで打ち上げられた はやぶさ2は、小惑星探査機「はやぶさ」の後継機として宇宙航空研究開発機構 (JAXA) で開発された小惑星探査機である。地球近傍小惑星 (162173) 1999 JU3への着陸およびサンプルリターンが計画されている。

「はやぶさ」がS型小惑星である (25143) イトカワを探査したのに続いて「はやぶさ2」ではC型小惑星であるアポロ群の (162173) 1999 JU3を探査対象とする。1999 JU3は、現在軌道が判明している46万個の小惑星のうちスペクトル型が判明している3000個の物の中から、はやぶさクラスの推進力で探査可能でスペクトルC型であり、タッチダウン運用が可能な自転6時間以上の対象としてほぼ唯一の候補に挙げられた。2014年は極めて望ましいウインドウ期間であり、次回のウインドウは10年後となる。

はやぶさ2計画は新たな生命の起源の論説をもたらす可能性がある。アミノ酸は探査機スターダストで以前にも彗星の尾から採取されているが、はやぶさ2が目指す1999 JU3はC型小惑星と呼ばれる炭素でできた小惑星で、有機物が存在する可能性がある。地球の近くに存在する有機物を含む隕石が地球に落ちたとすればそれが生命の起源との関連が考えられる。

2014年9月30日に11月30日打ち上げ予定と発表されたが、天候不良によって12月1日に延期され、ついで再延期された12月3日に打ち上げに成功した。順調に計画が推移すれば、2018年に 1999 JU3に到着し、2020年に地球へ帰還する予定。

昨日は天体を追いかけている関係者にとって、お祭りのような日だった。知り合いが2名ほどはやぶさ2の打ち上げの様子に遠征したが、天候不良による打ち上げ日程の変更で泣く泣く種子島を立ち去り中継を見たそうである。私は遠征の予定はなかったが、充分楽しめた。弊ブログは どっきりシールネタの途中だが、今日の分を明日に回したくなるほどのイベントだった。

上空8000mからの“はやぶさ”映像