
1948年に現在の沖縄県うるま市にて創業した。当時は、県内の米軍基地で働く従業員向けへの販売のみだったが、1963年に基地外に直営のパーラー「ブルーシールBigDip牧港店」を設置したことから、基地外への販売も開始されるようになった。同時に、浦添市に経営会社としてフォーモスト・ブルーシール株式会社が設立された。高温多湿の気候に合わせたさっぱりした味が受け、観光客からの人気も高い。
フレーバーは常時30種類以上を備えている。定番のバニラ、チョコレート、ストロベリーはもちろん、紅イモ、ウベ(ベニヤマイモ)、サトウキビ、塩ちんすこう、マンゴ、パイナップル、シークヮーサー(シャーベット)など南国沖縄ならではのフレーバーもあり、土産の一つとして定着している。フレーバーのほとんどがラクトアイスであり、非常にこくのある味だが、乳脂肪分は少ない。
ソフトクリーム、クレープ、タピオカ、スムージーなども多くの店舗で取り扱っている。ポーラベアーやビッグディップバーなどのアイス類、缶入りのチョコレート飲料、オリジナルのマンゴプリンやキャンディーなども沖縄県内では人気の商品である。
日本本土でも首都圏を中心に出店しているフランチャイズ店や全国各地の沖縄物産販売店、インターネット通販などで購入可能。フレーバーの中には販売店舗が限られるものも存在する。価格は販売店によって差があり、観光名所や観光施設内の店舗は若干割高である。上の写真は、2009年9月24日に福生店で撮ったソフトクリームである。