
埼玉県熊谷市の銘菓として知られ市内各地に取扱店舗があるほか、まれに公立小中学校の学校給食に出ることがある。草加市の草加煎餅・川越市の芋菓子と共に埼玉の三大銘菓とされており、埼玉の音風景・かおり風景10選の一つ(かおり風景)にも認定されている。熊谷市では、“五嘉棒”の名で文政年間(約180年前)に熊谷で売り出され、その後「五嘉宝」「五箇宝」表記を経て、「五穀は家の宝である」という祈りを込めて現在の表記となったと紹介している。
また、前述の不動岡を市域に含む加須市でも特産品となっている。加須市では約130年前から総願寺の門前で売られていたと紹介している。なお、熊谷市や加須市以外で販売を行っている企業も多い。