煙霧の影響 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

都心では「煙霧」観測(13/03/10)

東アジアの広範囲を覆う煙霧。2002年1月11日の衛星画像。NASA気象庁は、煙霧または霧・もやと見られる現象が発生しているとき(視程10km未満のとき)、湿度が75%以上ならば霧・もや、75%未満ならば煙霧と定義している。

煙霧の発生後に気温の低下によって湿度が高くなったりすると、煙霧と同時に霧やもやが発生することがある(個体の微粒子と液体の微粒子が同時に浮遊している状態)。よって、たとえ煙霧が発生していたとしても、霧が混じっている時は霧、もやが混じっているときはもやとして、それぞれ扱われる。そのため煙霧として扱われる場合には湿度が低い場合が多い。

砂嵐によって上空高くに達したちりや砂の微粒子は、遠方まで運ばれることがある。東アジアの黄砂、西アフリカのハルマッタン、北アフリカや中東のシムーンやハムシン、地中海沿岸のシロッコ・ギブリ、煙霧の天気記号ペルシャ湾岸のシャマール、オーストラリア南部のブリックフィールダーなどは、こうしたちりや砂を主成分とした煙霧を、発生地から数千km離れた地域にもたらすことで知られる。

湿度が低く霧や靄に分類されない霧でも、液体の微粒子が多少は含まれており、視程の低下に寄与している。そのため、例えば黄砂のかすみは、黄砂だけではなく、靄によるかすみも含まれている。
煙霧に包まれる東京