菱亜鉛鉱 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

ケリー鉱山(アメリカ合衆国ニューメキシコ州ソコロ郡)産出の標本
ケリー鉱山(アメリカ合衆国ニューメキシコ州ソコロ郡)産出の菱亜鉛鉱標本

ピンク色の菱亜鉛鉱菱亜鉛鉱(りょうあえんこう 英: smithsonite)は、鉱物(炭酸塩鉱物)の一種。化学組成は ZnCO3(炭酸亜鉛)、結晶系は三方晶系。方解石グループの鉱物。

smithsonite は、1832年に鉱物学者の François Sulpice Beudant によって、菱亜鉛鉱を最初に見分けたジェームズ・スミソンにちなんで命名された。

亜鉛が埋蔵され、風化や酸化還元反応が行われる地域で二次鉱物として産出する。また、まれに亜鉛を含んだ炭酸塩岩の中でも産出する。一般的に、異極鉱、珪亜鉛鉱、水亜鉛土、白鉛鉱、孔雀石、藍銅鉱、水亜鉛銅鉱、硫酸鉛鉱などと共に産出する。

様々な色のものが存在する菱面体晶鉱物で、よく形成された結晶が見られることはごくまれである。代表的な性質は、ぶどう状の形である。モース硬度は4.5で、比重は4.4~4.5。菱マンガン鉱、菱鉄鉱と固溶体を形成する。

菱亜鉛鉱は異極鉱と類似しており、2種類の異なる鉱物であると理解されるまでは、歴史的に同じものとして鑑定された。これらの2種は外観が非常に似ており、カラミンという名称は、未だに両方に使われており混乱を引き起こす。