
島を取り囲む美しいサンゴ礁を最も楽しめるスキューバダイビングは、現在でも依然として島の観光の目玉の一つである。これらのサンゴ礁は、主に島の大陸に向いた側に発達し、島の自然地理によってカリブ海から保護されている。1996年に、メキシコの政府はコスメルリーフ国立海洋公園を設立し、公園の境界内の海洋生物に触れたり、採取したりするのを禁止した。コスメルの観光業に占めるサンゴ礁の重要性にもかかわらず、1990年代に水深の深い桟橋が建設され、珊瑚礁に被害を与えた。現在では、この桟橋にはカリブ海のクルーズ船が定期的に就航している。 島ではさまざまなマリンスポーツが楽しめ、カイトサーフィンやパラセーリングも楽しめる。島には300を超えるホテルがあり、観光客向けの土産物屋やレストランも数多い。工業製品や食品はすべて本土から船で運ばれ、水は島にある3つの淡水化施設から供給される。