
大きな9段の階層からなり、4面に各91段の急な階段が配され、最上段には真四角な神殿がある。ピラミッドの階段は、4面の91段を合計すると364段で、最上段の神殿の1段を足すと、丁度365段である。また1面の階層9段は階段で分断されているので合計18段となり、これらはマヤ暦の1年(18ヶ月365日)を表す。このことから「暦のピラミッド」とも呼ばれる。北面の階段の最下段にククルカンの頭部の彫刻があり、春分の日・秋分の日に太陽が沈む時、ピラミッドは真西から照らされ階段の西側にククルカンの胴体(蛇が身をくねらせた姿)が現れ、ククルカンの降臨と呼ばれている。
1987年9月23日の秋分に第11回アメリカ横断ウルトラクイズの収録がここで行われた。恐怖のピラミッドかけのぼり数字クイズが行われ、獲得数値合計92以上で勝ち抜けとなる。ここの敗者はピラミッドの玄室に二泊させられた。