


ところで今月の天文ガイドも塩田さんの記事が掲載されていますが、その中の91ページに1997年3月9日にシベリアのシルカ市郊外で撮影した皆既日食本影錐の移動が掲載されました。
実はこの三脚に固定して撮影した写真、1997年7月号の天文ガイドにも入選しています。15年振りの再掲載となりました。撮影当時は-20℃から-30℃まで気温が下がり、部分日食中はテントに避難しながら撮影したものです。
太陽高度は約20度。ケアンズでは太陽高度が約12~14度になるので、もし皆既日食当日が快晴なら以下の写真のようなハッキリとした本影錐が見られることでしょう。ちなみに某旅行会社が選定したMareebaでは、見事な本影錐が見られましたね。どの観測地もコロナとダイヤモンドリングが見られたようで良かったです♪

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