
葬儀は植木の遺志で身内だけの密葬として執り行われ、クレージーキャッツの一員だった谷啓、犬塚弘、桜井センリや植木の付き人を経てコメディアンになった小松政夫も参列した。臨終の際、小松は植木の着物を着替えさせるなど、最後の付き人として仕事を行った。
本葬は、お別れの会という形で4月27日に東京都港区の青山葬儀所で『植木等さん 夢をありがとう さよならの会』として行われ、2,000人が参列する。葬儀委員長は谷、犬塚、桜井の3人が務め、弔辞は小松政夫、加藤茶、すぎやまこういち、松任谷由実、森喜朗元内閣総理大臣らが読み上げた。また、渡辺貞夫がサックスを演奏し、内田裕也とミッキー・カーチスは弔辞の後、松任谷を交えて祭壇の前で『スーダラ節』を即興で歌った。
また、2007年5月14日には母校の東洋大学主催の『植木等さんとお別れする会』が行われ、塩川正十郎総長を始めとする300名の学校関係者が参列して植木等を偲んだ。