
当初は高橋商事社長の郷里である新潟の「椿餅」に改変を加え、「椿団子」として販売したが、当時の深川駅長が椿という苗字で、自分の名前が販売員によって連呼されることに違和感を覚えたこともあり、駅長の提案で現在の「ウロコダンゴ」と改められた。ウロコとは当時貨車で運び込まれた鰊の鱗から取られたと言われている。以来、深川駅の名物として静かな人気を得ている。
ダンゴはもち米を主原料とし、「ういろう」に似た柔らかな食感で甘さは控えめである。当初は白餡の入ったものだけだったが、現在はあずき味のもの・抹茶味のものを加えた3種類がセットで販売されている他、結婚式の引き出物や祝典の記念品等のための「紅白ウロコダンゴ」も調製される。
深川駅のほか、深川市音江の道の駅ライスランドふかがわや道央自動車道の砂川SA、旭川駅、新千歳空港などでも販売されている。添加物を使用していないので賞味期限は短いが、最近は真空パックのものも売られている。また、深川の高橋商事本店ではカステラの「耳」に相当する、ウロコダンゴの切り落としが安価で売られている。