弐千円紙幣 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

D弐千円券
D弐千円券

弐千円紙幣は、現在流通している日本銀行券の一つ。二千円札、二千円券ともいわれる、額面2000円の紙幣。2010年現在流通している二千円紙幣は、2000年(平成12年)に発行されたD券のみ。

戦後初の「1」と「5」以外の単位の通貨(過去には2銭、20銭、2円、20円、200円の硬貨や紙幣が存在した)であること、公表された表面のデザインが人物でないこと(建築物は戦後の国会議事堂以来)、更にそれまでになかった最新の偽造防止技術が多数採用されていることなどにより、発行前から注目を浴びていた。

コンビニエンスストアに設置されている現金自動預け払い機(以降ATMと略記する)以外では、琉球銀行、沖縄銀行および帯広信用金庫のATMにおいて、二千円券の出金を選択することができる。また、近畿大阪銀行のATMでも同様の機能を設定していた時期がある。

D弐千円券
D弐千円券

2004年のE券発行を機に普及の期待があったが、それでも浸透するに至っていない。発行のピークであった2004年頃には発行枚数で五千円券を上回るほどであったが、2008年現在では五千円券の1/3以下にとどまり、2007年の二千円紙幣流通枚数は約1億5千万枚で、すでに発行されていない五百円紙幣(2億2千万枚)よりも少なかったのが現状である。日本銀行は二千円券の利便性を主張している。

D券が発行されていた期間のうち2000年から2004年の間に製造元が「大蔵省印刷局」から「財務省印刷局」になりさらに「国立印刷局」に変わっているが、二千円券には2010年現在でも、「大蔵省印刷局製造」のものしか存在しない。なお、二千円券にゆかりの深い沖縄県では、盛んに普及キャンペーンが行われたこともあり、流通量は上昇傾向にあり、他都道府県に比べて高くなっている。

上記のように人気が低いことから、2003年度以降は製造されておらず、2010年現在では大量の二千円券が日銀の金庫に保管されたままの状態になっている。

D弐千円エラー券
D弐千円エラー券

72****Z
         D号2000円券
                  72****Z
 
D弐千円のエラー券は、約9000枚ほど製造され、5000枚ほどが関西方面に出まわった。
そのため収集家の世界では大珍品とされ、壱枚で約12万円以上の値が付くほど人気である。

額面 2000円(弐千円)
表面 守礼門
裏面 源氏物語絵巻第38帖「鈴虫」の絵図と詞書(ことばがき)および作者の紫式部の肖像、光源氏、冷泉院
発行 2000年7月19日
寸法 縦76mm、横154mm
発行中
有効券