

喜界島では、島の北東にある志度桶のキャンプ場が観測地となったようです。こちらでは3分ほど皆既日食が継続しました。私自身は、姫路港からふじ丸に乗って硫黄島東方沖で甲板から晴天の下で観測できました。
この皆既日食は硫黄島が一番の観測場所でしたが、結局学者や某国営放送の撮影スタッフと自衛隊駐留軍関係者しか陸上で見られなかったことになります。せめて皆既日食くらいは、一般人に硫黄島を解放してくれても良さそうなものでしたが…
右の写真は、2009.7.22の正午に撮られた衛星写真です。幸運にも喜界島だけが雲間から見えています。当日は朝から雨が降ったり晴れたりで、皆既日食の前後は雲が厚かったそうです。第三接触以降は次第に雲が出て第四接触では、太陽が見えなくなったそうです。
