
1978年から全26話が放送され、好評をうけて1979年にパート2(全26話)が製作された。いずれも日曜日の20時から放送。タイトルの通り、中国の古典小説『西遊記』が題材であり、芥川隆行の名調子「それは次回の講釈にて」も原作からとったものである。ただし、パート2を中心に随所にアレンジも加えられている。 国内・国外にて何度も再放送されており、音楽を担当したゴダイゴとともに絶大な国民的人気を博した。
日本テレビ開局25周年記念番組として企画・制作。1978年は日中平和友好条約が調印された年であり、当時としては画期的な中国ロケが中華人民共和国中央広播事業局の協力のもと行われた。また、放送枠がNHK大河ドラマと同じ日曜夜8時であり、ひけをとらないようにと当時の金額で10億円の予算が投じられた。
平均視聴率は約19.5%。最高視聴率は最終回の27.4%。 当時から国民的人気を誇っていたNHK大河ドラマの裏で放送されていたにも関わらず、最終回で27.4%を記録したのは当時としては異例であった。