

1月8日(土)・9日(日)・10日(月)・15日(土)・16日(日)の各5日間で、先着100名様(1人1個)「空と宇宙展」の入場券を持っている来場者(半券不可)へ特別展「空と宇宙展」会場入口にてお渡しします。…と告知サイトに書かれていたのを知り、前日から寝ないで準備して上野まで行きました。上野は朝7:30頃に到着。
国立科学博物館に着いたのが朝8時前。ツキの砂を求めに大勢やってくるものと思っていたら、先に並んでいたのが一人だけでした。8:30頃にドヤドヤと人の流れができはじめ、3~40人が並んだ頃に特別展入口前まで通されました。
既にチケットを持っていたので、一番乗りで入場。無事ツキの砂をゲット出来ました。このツキの砂はあまりに小さくて理科室のサンプルにしか見えなかったです。清水建設が製造して我々に提供して下さった言わば贋作のツキの砂ですが、アポロ計画で地球に持ち帰られた月の砂の分析結果を元にして性質と成分が殆ど一緒の砂だそうです。

具体的に地球の砂とどう違うのかと言うと、地球は水と風雨による浸食作用で砂が丸みを帯びます。月の砂は隕石がぶつかってできた衝撃によってできたので、切って引き裂いたような形の砂となります。展示でもやっていましたが、砂時計が一番分かりやすい例でしょう。地球の砂は砂時計の役割を果たしているのに対し、ツキの砂は砂同士が引っかかって砂が下に落ちません。実に分かりやすい見せ方です。
ツキの砂の本名は月土壌シミュラントと言い、JAXAの月の模擬土壌を用いた斜面走行試験装置の開発と言う論文に詳しく書かれています。
ツキの砂があまりにも好評だったので追加で29日(土)、30日(日)、2月5日(土)、6日(日)にも先着100名様(1人1個)「空と宇宙展」の入場券を持っている来場者(半券不可)へ特別展「空と宇宙展」会場入口にてお渡しするそうです。詳細はhttp://sora-uchu.jp/news.htmlを御覧下さい。