巨大歯と先天歯 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

本日より、外観からすぐに分かるような歯の異常について御覧戴きます。

歯の大きさは、全身の大きさや口蓋の大きさに並行する。顔面半側肥大の患者で発症された時期が歯の発育中の時期だった場合、その歯が大きく作られる。

それ以外は、特に異常をきたすような歯ではない。下垂体巨人症になった方は、全ての歯が大きく成長する。

先天歯先天歯とは、生後一ヶ月以内に萌出(ほうしゅつ)した歯を言う。既に出産時に萌出している出産歯と、その後萌出した新生歯にタイプが分けられる。それらの多くが下顎の乳中切歯に見られ、正規の乳歯の早期萌出による。先天歯は早目に歯を磨いてあげないと、齲蝕(う蝕:虫歯)の危険性が高まる。

先天歯は魔歯とも言う。魔歯は乳歯の異常ゆえに、白くきれいな歯ではないことが多く、表面のエナメル質が薄くもろい性質をもつ。また、歯の付け根ももろく、自然に抜けることが多い。授乳の障害になったり、舌の下に当たることで傷ついたり、潰瘍(リガ・フェーデ病)を作る原因になることもあるため、抜歯を行うこともある。抜けた場合には、その乳歯は生えてこないが永久歯は生えてくる。