
主要製品の清酒「真澄」は長野県を代表する地酒、諏訪大社の宝物「真澄の鏡」にあやかって命名された。平成19年より、「真澄」をメインブランドとした酒類事業と、「神州一味噌」をメインブランドとした食品事業が分社、それぞれ別会社となっている。
1955年(昭和30年)前後という民間テレビ放送の創成期、すでに「み子ちゃん」と「しんちゃん」の登場するテレビCMが白黒のアニメーションで制作されていた。また、汽車で運ばれてくるイメージを訴える「シュッシュポッポ」で始まるCMソングは、「神州一味噌」の名を広めた。
1966年(昭和41年)5月15日、日本テレビの演芸番組『笑点』の放送開始にあたり、龍角散とともに初代のスポンサーとして名を連ねている。同番組では、セットにスポンサー企業とその宣伝文句を添えた看板が掲げられていた時期があった。その当時、右側には「み子ちゃん印・しんちゃん印 神州一味噌」、左側には「ゴホン!といえば 龍角散」であった。その後、1968年(昭和43年)5月、同番組の放送開始時間が「16:30」から「17:20」に変更された際に降板した。