

サラトフ州(Саратовская область)はロシア連邦、沿ヴォルガ連邦管区に含まれる州の一つ。州都はサラトフ。ヨーロッパ・ロシアの東部、ウラル山脈西部に位置する。大陸性の気候で、夏には30度を越える日が続く。降水は月に12日から15日ほど。
16世紀以降、サラトフ周辺へのロシア人の入植が始まった。1797年にサラトフ県が設置される。1934年からサラトフ地方、1936年12月よりサラトフ州。現在の境界線は1941年に決定されたものである。サラートフ州には、ロシアの最新型戦略爆撃機であるTu-160を運用するロシア空軍第37航空軍の基地が置かれている。
