

チュヴァシ共和国(チュヴァシ語:Чăваш Республики、ロシア語:Чувашская Республика)は、ロシア連邦地域管轄区分のひとつ沿ヴォルガ連邦管区に属する共和国。首都はチェボクサル。
ヴォルガ川上流域に位置。西にニジニ・ノヴゴロド州、北にマリ・エル共和国、東にタタールスタン共和国、南にモルドヴィア共和国、ウリヤノフスク州と隣り合う。
住民は1,346,300人(2002年)の人口のうち、60.9%の794,800人が都市に住む。68%がチュヴァシ人、27%がロシア人、3%がタタール人。主要な宗教は正教。公用語はロシア語とチュヴァシ語。
16世紀半ばまでカザン・ハン国の版図に含まれていたが、ロシアに併合される。チュヴァシ人は18世紀に正教に改宗した。1920年にチュヴァシ自治ソビエト社会主義共和国として設置された。ソビエト連邦の解体にともない、1991年よりチュヴァシ共和国。

チェボクサル市の人口は約453,700人(2004年)。ヴォルガ川右岸、ニジニ・ノヴゴロドとカザンのあいだに位置する河港都市である。