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出前一丁は、日清食品が1968年に販売を開始したインスタントラーメンの銘柄で、日清食品の登録商標。オーソドックスな醤油味のスープに、香りの良いゴマラー油を付けて販売を始めたのが特徴。日本、香港や上海、台湾でも著名なブランドとなっている。
日本国内と海外では生産している味のタイプが異なり、現在は海外の方が多くの種類を揃えている。日本ではしょうゆ味(全国)とゴマとんこつ味(中国・四国・九州限定)の袋麺と、丼型のカップ麺(しょうゆ味。全国)及び「出前家族の煮込みめん」(しょうゆ味・みそ味。中国・四国限定)の3タイプとなっている。また、袋麺と同じしょうゆ味のチルド麺(生ラーメン)が近畿・中国・四国限定で日清食品チルドから発売されている。1995年からしばらく、東日本ではゴマラー油をねぎ香味油に替えてリニューアルした事があるが、現在は再びゴマラー油に統一されている。また1970年代の一時期には、みそ味の「みそ味一丁」が発売されていた。
出前持ちをする少年「出前坊や」のイラストをパッケージに使用している。2004年までは岡持を左手で持っていたが、現在は右手に持ち替えている。出前坊やは、香港では広東語で「清仔」(チェンジャイ)と呼ばれている。1993年から、出前坊やとその家族が登場するアニメCMが放送され、シリーズ化された。初期のアニメCMは出前坊やが劇画調に変身するシーンがあった。出前坊やの声優は女性が務めたが、劇画調(リアル風)に変身する際の声は古谷徹が担当した(せりふは『悪かったじょ~』)。また、アニメCMシリーズには谷村新司や和田勉が登場するバージョンも製作され、声もそれぞれ本人が担当した。出前ファミリーのアニメCMシリーズは2009年現在も香港で新作(アニメは日本で製作)が放映されている。