
パペーテ(Papeete)とは、南太平洋ポリネシアにあるフランス領ポリネシア及びタヒチ島の首都である。
パペーテは1818年イギリス人宣教師ウィリアム・クックにより築かれた。フランスは、女王ポマレ5世に対しタヒチ島をフランスの保護領となる条約に署名を要求
。ポマレ5世はそれに応じ、パペーテはフランス領タヒチの首都となった。現在、パペーテの町は官庁、病院、銀行、航空会社および旅行会社、免税店や黒真珠の店などが立ち並び観光客で賑わう。 パペーテの玄関口、ファアア国際空港は1962年に完成した。
パペーテ・タヒチ国際空港は、タヒチ島パペーテの市街地より西に5 kmのラグーンである、タヒチ島ファアア地区にあるため、ファアア国際空港ともいう。
国際線を運行するエア タヒチ ヌイがこの空港を本拠地としている。国際線の他、エアタヒチが仏領ポリネシアの島々をくまなく網羅しており、タヒチの空の玄関口となっている。タヒチ島とモーレア島との間でシャトル便を運航するエア・モーレアのターミナルは、メインターミナル東100 mほどの位置にある別のターミナルとなっている。
国際線
エア タヒチ ヌイ (TN):東京、パリ(ロサンゼルス経由)、ニューヨーク、オークランド、シドニー
エールフランス (AF):ロサンゼルス、パリ
ニュージーランド航空 (NZ):オークランド
ハワイアン航空 (HA):ホノルル
ラン航空 (LA):イースター島、サンティアゴ(イースター島経由)
エア・カレドニア・インターナショナル (SB):ヌメア
エアタヒチ (VT):ラロトンガ島(クック諸島)
国内線
エアタヒチ:アへ島、アルツア島、ボラボラ島、ファカラバ島、ガンビエ諸島、ハオ島、アツオナ(ヒバオア島)、ファヒネ島、マニヒ島、カウクラ島、マケモ島、マタイバ島、マウピティ島、ライアテア島、ライババエ島、ランギロア島、ツブアイ島、ルルツ島
エア・モーレア:モーレア島およびテティアロア島(ただし、ツアー参加者のみ)