
Wikipediaより抜粋マルキーズ諸島(マルケサス諸島とも言う。英:Marquesas Islands)とは南太平洋にあるヌクヒバ島やヒバオア島など14の火山島からなる諸島でフランス領ポリネシアの一部を成し、タヒチ島からは北東に約1500kmの海域に位置する。
諸島は寒流のペルー海流が流れる影響のため、サンゴ礁はなく、険しい海食崖を示す。先住民はポリネシア系で、先住民の言葉ではこの島々は「テ・ヘヌア・エナナ」。総面積は約1240km²で人口は8,064人、中心地はアトアナ。主な経済はコプラ、バニラ、タバコを輸出。
1595年にスペイン人が来航し、1842年にフランス領となった。それ以降、ヨーロッパ人の捕鯨の漁夫による暴力や、彼らが持ち込んだ病気などにより人口が激減した。画家ゴーギャンは、ヒバオア島で没した。ハーマン・メルヴィルの小説『タイピー』はヌクヒバ島が舞台である。
