
ドミニカ国の国旗は、1978年11月3日に制定された。その後1981年と1988年に一部改変されている。
緑の旗地を白、黒、黄色の三色の帯で十字に切り、中央の丸囲みをした赤地に国鳥の「ミカドボウシインコ」というオウムをあしらい、ライムカラーの緑の星10個を円に沿って配列している。オウムは、常に高く志向する国民の願望を、緑の星は教区の数と平等を、そして中央の赤丸は社会正義を実現する国家の約束を表している。十字の三色のうち黄色線は太陽の光、主要産物であるオレンジとバナナ、そしてドミニカ国民の先祖であるカリブ族とアラワク族を表す。白の線は、河川の清らかさと国民の志向の純潔を表す。黒の線は、肥沃な国土とアフリカ系住民を表し、旗地の緑は緑の森と国土の活力を表している。
Wikipediaより抜粋

首都はロゾー。住民は、アフリカ系、ヨーロッパ系、ムラートなど。言語は英語が公用語だが、日常生活ではフランス語がベースのクレオール語も広く使われる。宗教は、ローマ・カトリックが80%である。
旧イギリス植民地であり、現在はイギリス連邦の一員である。自然が豊かなこの島は、カリブ海に存在する多種多様の植物が自生しており、「カリブ海の植物園」と呼ばれている。また、カリブの原住民であるカリブ族の人々が生存している数少ないカリブ諸国の一つであり、18世紀までヨーロッパの植民地対策に最後まで激しく抵抗したとして知られる。カリブ族は、現在300人が島の東海岸に住む。イスパニョーラ島東部に位置するドミニカ共和国と区別するため、ドミニカ国と表記される。
