
ポール・ミルトン・ジャクソン・ジュニア(Paul Milton Jackson, Jr., 1959年12月30日-)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身のジャズ・フュージョンギタリスト。
ジャズ・フュージョン界を中心にセッション活動しているが、その他、R&B界やラテン音楽界等にも参加しており、その数多なアーティストとのセッションの多さからセッション王と称されるほどである。そう呼ばれるほどまでに登りつめた訳は実力もさながら、「先輩のギタリストに当たるリー・リトナーがソロ活動を始めたことで、セッション・ミュージシャンのギタリスト枠に空きが出来、替わってジャクソンがセッション・ミュージシャンとして活躍するようになった」とジャクソン本人も語っている。
カリフォルニア州ロサンゼルスサウス・セントラルに生まれ、音楽一家の元に育つ。12歳の時にギターを始め、15歳でプロミュージシャンになることを決意する。18歳よりプロミュージシャンとして、活動し始める。南カリフォルニア大学では音楽を専攻した。
1988年にアトランティック・レコードからデビュー・アルバム"I Came to Play"を発表。数年ごとではあるが、コンスタントにアルバムを発表している。1996年にジャズ名門レーベル、ブルー・ノートに移籍し、"Never Alone/Duets"を発表。2008年にはマイナーレーベルに移り、アルバムを発表している。