Wikipediaより抜粋
ジョージ・ベンソン(George Benson, 1943年3月22日-)はアメリカペンシルバニア州ピッツバーグ出身のジャズ・フュージョンを中心に活動しているギタリストで歌手。
3歳よりプロの道を目指す。1963年、ジャック・マクダフのバンドに加入。1964年、マクダフのサポートを得て、"The New Boss Guitar"でバンド・リーダーとしてもデビューする。1968年には、マイルス・デイヴィスの初のエレクトリック・ジャズ作品"Miles In The Sky"のレコーディングに参加。
初期はウェス・モンゴメリー系のストレート・アヘッドなジャズを演奏していたが、1970年代以降はフュージョン系のアーティストに転じる。1976年にワーナー・ブラザーズ・レコードに移籍、この年に発表した"Breezin'"はプロデューサー、トミー・リピューマを迎えており、タイトル曲は彼の代表作となるほどにヒットした。このアルバムに収録された"This Masquerade"で、ヴォーカリストとしても注目され、以後ヴォーカル曲も積極的に取り入れていく。アルバム"20/20"(1984)や"Irreplaceable"(2004)等歌手として特化したアルバムも出している。 1980年代にはブラック・コンテンポラリーの旗手の一人としても認知され、ジャズ・フュージョンを母体としつつも、より商業的な音楽世界に積極的にアプローチしてゆく姿勢も窺えた。
ギター
いわゆる逆アングルによる正確無比かつ高速のフルピッキング、ギターによるビバップ・スタイルの完成形とも言われる流麗なフレージング、ウェス・モンゴメリーの系譜を受け継ぐオクターヴ奏法とその発展形であるオクターヴ+五度奏法、洗練されたブルースフレーズ、…などが特徴。
ブルース界の大御所B.B.キングは、「彼(ジョージ・ベンソン)は、彼のブルースを演(や)っている」と、ジョージ・ベンソンをブルースマンとして認める旨の発言をしたことがある。