ラチェット

ラチェット演奏
Wikipediaより抜粋
ラチェット（英：ratchet, 独：Ratsche, 仏：crécelle, 伊：raganella)は、体鳴楽器の一つ。ラットルに分類される。打楽器奏者が演奏する。

歯車と、薄い木片などの舌から成る。舌の一方を固定し、他方に歯車を合わせる。歯車が回転すると、歯車の歯が舌をはじき（ラチェット機構）、これによって音がでる。これが継続するため、大きながらがらとした音がする。

全体を手などで保持して、歯車をハンドルで回して音を出すもの（ハンドル式）と、ハンドルをつかんで全体を振り回して音を出すもの（振り回し式）がある。

日本の民芸にも良く似た楽器が見られ、歌舞伎の下座音楽にも用いられている。

花火はすごいぞ
この楽器が出たトムとジェリーの作品として、花火はすごいぞ(Safety Second)があります。
アメリカ独立記念日がテーマで、独立を喜ぶ様子がラチェットを回すことで表現されています。