炎天下の皆既日食・観測地編 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

(8)ついに観測地へ
山に沈む夕焼け砂利道に入ってから辺りが薄暗くなってきました。ちょうど皆既日食が見られるシチュエーションと似たような状況です。我々は夕飯を外で食べる時間も無く、予想外の遅れでバスは延々と走って行きます。薄明がだんだん薄れて完全な闇が訪れました。車はライトを付けながら走って行きます。

道中はあまりにも退屈なので少し寝ては覚め、またまどろんでは覚め…これを繰り返してすきっ腹も巴里坤から三塘湖までの道極限状態になった深夜、やっとバスは観測地に到着しました。

観測地は当然真っ暗で何も見えなかったのですが、食事を作っているテントに誘導されて先に夕食を食べました。蛍光灯の光が照らす中、水と食事が運ばれました。簡易テーブルにお風呂で使うような洗面器と椅子がありました。

ここで風呂に入るワケにはいかないのに、さしずめお風呂セットが出てきたようで結構笑いました。観測地近くの砂利道洗面器の中に食事が入っていて、それを各自で摘まんで食べるスタイルです。肉などは出ず油で揚げた野菜などが出てきて、正直あまり口に合うような食べものは無かったです。この食事が観測地に居る間、延々と続きました。

(9)闇夜の星空
真夜中に着いたので、テントまで誘導されて荷物を運んでから闇夜の星空を楽しみました。天の川がハッキリと肉眼で見えて、時には流星も流れます。闇夜の星空空は晴れていて綺麗すぎるほどの星空…さすがに普段、一般人が立ち入られない場所での観測は一味違います。

ここで二晩明かすのは我々のツアーだけです。日食情報センターの石井馨さんは、GPSで観測地の位置を確認して現地の日食予報を計算していました。ろくに寝ていないのにお疲れ様です。私もあまり眠られなかったので、星空観測もそこそこに翌朝に備えて寝ましたzzz

闇夜の星空
闇夜の星空

写真と記事は弊ブログ管理者が撮影・執筆しました