炎天下の皆既日食・奇台編2 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

奇台市街を散策する

奇台市街(6)奇台市街と西大寺観光
今日は烏魯木斉から巴里坤と日食観測地までの大移動で高速道路に入ります。高速道路とは名ばかりで、至るところが工事中。中国人の感覚では、途中でも開通させようといった感じ。道がずっと続いていたのに、急に曲がって凸凹の砂利道を通らなければならなかったし…その間は風景の撮影も一旦中止。途中、西大寺に立ち寄ります。日本の感覚だと相当大きな寺かな…と思って行ってみたら工事中で砂の廊下と遺跡の周りに足場が作られていました。

レストランの近くにあったドラゴンシルクロードの話しは好きですが、遺跡を見ても価値が分からない人間なので遺跡を見ている方々を見ていました。遺跡も写真を撮ってはいけないそうなので、その場をスルーしました。逆に全て中国語で書かれた看板などに目が行きます。奇台市街のレストランで昼食の中華料理を食べます。昼食を食べ終え、少し時間があったので添乗員の伊藤さんと共に数人で奇台市街を散策しました。あまりに暑いので、棒付きアイスを買いました。ここでは1元です。これが観光地に行くと3元にアップするので、完全なボッタクリです!

牙科とは歯科…歯医者を意味します更に街を散策すると、牙科と言う得体の知れない看板が目に付きます。これは横の絵にもあるように開業した歯医者さんです。

牙!?少なくとも人間の歯に付ける名前ではないな…と思ったのですが、歯科大学を中退したので歯学部でも牙と言う単語は使います。一本に独立した歯を歯牙(しが)と言っています。それにしても牙科の横に描かれたイラストがリアルで、何だかコワイです(>_<)

浴池…日本で言う銭湯次に目にしたのが“浴池”…これは浴場すなわち銭湯です。この辺の人たちは、暑い日中に風呂へ入ります。浴池と書かれた看板の下にレンガの壁があります。一見してタダの落書きに見えています。

これが職安の代わりになっていて、仕事の紹介や家庭教師やりますやら、○屋はこちら…とか色々書かれています。やがてレストラン近辺で待機しているツアー客と合流して、バスは奇台を離れます。

より険しくなった天山山脈ここから天山山脈の奥へ入っていきます。シルクロードの天山北路ですから、普段TVでは目に出来ないような風景が広がります。

より険しい天山山脈に雪の頂があったり、遠目から見ると厚い雲から雨が降るのが見えてきたり…前の座席に座っていたカメラマンさんが、雨が降ってきましたよ!と言ってきたのですが、ここで皆既日食が見られるワケぢゃないので…とかわしました。

雨雲の下にハッキリ見える雨現地ガイドの胡さんによると、天山山脈ではよくあることで天候が急変します…とのことでした。所々晴れていたので、うっすらと見える虹を堪能しました。途中検問所があり、バスの走ってきた距離と時間を計算して40km以下で走らないと罰金だと警察から通達がありました。

どうしようもないので、早めに走ってトイレ休憩を長めに…と言うスタイルで観測地に向かいました。当初の予定が狂ってしまい、観測地に到着する時間が大幅にずれていきます。

天山北路を走り抜けたバスは、巴里坤市街へ向かいます。巴里坤県の入口には巴里坤湖があります。そこで写真撮影も兼ね、少し休憩を取ることになりました。

写真と動画と記事は弊ブログ管理者が撮影・執筆しました