中国の新疆ウィグル自治区、特にカシュガルに住むウィグル族に馴染みなのがドタール(英:Dutar)と呼ばれる弦楽器です。
ドタールは2弦の撥弦楽器で、ガット弦を使用しています。アンサンブルでは低音域を支える役目もしており、また他の楽器の伴奏にも使われます。胴体は桑の木で作られていて、弦はシルクロード特有の絹糸「絲」が使われています。単独で演奏される事もあり、ウイグル族が非常に好んでこの楽器を使います。新疆ウィグル自治区以外で売られているドタールは、金属弦が多いです。
上の動画は、巴里坤ツアーで行ってきた烏魯木斉のバザール(屋内市場)で撮った映像です。
日本語が非常に堪能な漢民族が、楽器を弾きながら説明をしています。