テルミン | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

テルミン演奏1

Wikipediaより抜粋
テルミン(ロシア語:Терменвоксチルミンヴォークス;英語:Theremin)は、1920年にロシアの発明家レフ・セルゲーエヴィチ・テルミンが発明した世界初の電子楽器である。

テルミンテルミンの最大の特徴は、テルミン本体に手を接触させることなく、空間中の手の位置によって音程と音量を調節することである。テルミンの本体からは、通常2本のアンテナがのびており、それぞれのアンテナに近付けた一方の手が音程を、もう一方の手が音量を決める。わずかな静電容量の違いを演奏に利用するため、演奏者自身の体格・装身具などによる静電容量の違いをはじめ、演奏環境に依存する部分が大きく、演奏前に綿密なチューニングを必要とするなど、安定した狙った音階を出すには奏者の高い技量が要求され、演奏には熟練を要する。

テルミンの音程を生成する部分にはコルピッツ発振器のような高周波発振器が2つ組み込まれ、これらはわずかに違う周波数を持つよう調整される。これらの発振器間のうなりによって、より低周波の可聴域の波を発生させ、音に変換するのがテルミンの原理である。一方の発振器のコンデンサ部分はアンテナの1本に接続されており、アンテナに手をかざして手とアンテナとの間の距離を変えると、静電容量が変化して発振周波数が変わる。これにより、うなりの周波数も変化して音程も変わることになる。もう一方のアンテナによる音量の変化も、同様に2つの発振器と静電容量変化により発振周波数が変わることを利用している。原理が簡単なため、電子楽器初期のころは雑誌に自作の記事がよく発表された。これらには音量調整部を省略した1本アンテナのものも存在する。

テルミン専門の演奏家は数少ないものの、熱心な愛好者が存在する。シンセサイザーのパイオニアであるロバート・モーグもテルミンに熱中したことで知られ、モーグ社でもテルミンを開発・販売を行っている。

テルミン演奏2