Wikipediaより抜粋
グラス・ハープ(glass harp)とは、ゴブレット(ガラス製足付酒杯)の縁を指でこすって音を発することで楽器として使用するものである。
口径・腰径の異なる複数のゴブレットを大きさ順に並べるが、様々な作品を演奏できるように十二平均律の半音階を網羅して並べ、基本的には、水で濡らした指先をガラスの縁に触れさせる摩擦によって、共鳴するガラスからの音で音楽を奏する。
手が水で濡れていないと、指とガラスとの間に適度の摩擦が起きないため、演奏中も常に水で濡らす必要がある。ガラスが汚れると効果が薄らぐため、蒸留水を用いる。
指に、脂分をはじめとする汚れがあると、やはり指とガラスとの間に適度の摩擦が起きないため、演奏前はアルコールや石鹸などで汚れを落とす必要がある。